メルシー

私が毎朝起きてまずやることは、自分の会社、そしてクライアントのホームページのアクセス解析をチェックことです。
と言っても確認すべきポイントはアクセス数やPV数(ページビュー・見られたページの数です)それからサイト毎に1つ2つ、予め決めてあるチェックポイントを確認するだけ。なので通常5分かそこらしか掛からない大したことのない作業です。

で、今朝もいつものようにアクセス解析レポートを見ると、弊社ウェブサイトのアクセス数、アクセス人数が普段の何割増しの数字が出ていました。
急増と言ってもいい状態です。
更にワタクシ、おだぎりのブログ記事のPVがヤケに増えているのです。。。

『なんでこんなに増えてるんだ?』

調べて見ると・・・その理由は先日専門家登録した【浜松スペシャLIST】に私のプロフィールが掲載されていたからでした。
私のプロフィールの脇には弊社ウェブサイトのリンクが貼られています。
驚いたのはトップページにある【専門家の新着ブログ一覧】に私の記事タイトルがズラッと一覧表示されていたのです!

『そう言うことね』納得しました。

どうやらその前日に私も含めた登録専門家のプロフィールが公開されたのでしょう。それで、たまたま登録されていたメンバーにブログを書いている人が私しかいなかったためにトップページの新着一覧を独占した形になり、そこのリンクからアクセスを集める結果になっていたわけです。

もちろん私にとって集客面において凄いプラス!悪い気になるはずがありません。
浜スペさん、と言うか浜松商工会議所さん・・・なんちゃって専門家?の私を素晴らしい専門家メンバーの一員として加えていただきとても感謝しています m(__)m

【浜松スペシャLIST】に登録するメリット

ヨイショ気味になってしまいました(笑)ここから真面目に浜松スペシャLISTをご紹介しましょう。浜松スペシャLIST(http://www.hamaspe.jp/ : 以下浜スペと略されてもらいます)はその名の通り、士業を始めとした専門家のマッチングサイトです。

浜松市を中心に活動を行っている税理士・社労士・弁護士などの専門家が登録できます。ちなみに私はITコーディネータと言うITコンサルの資格を持っていたので登録できました。
ここに登録するとどんなメリットがあるのでしょう?

もしかしたらここを見た人があなたに相談くださり、顧客に繋がるかも知れません。
もちろんそんな目に見える効果も期待できますが、ここはITコーディネータのはしくれとして、ネット集客視点で考えて確実に得られるであろうメリットを一つ上げたいと思います。

リンク効果によるSEO対策になる

プロフィール登録をする際、あなたのホームページアドレスを入力することになっています。
そうすると掲載時、プロフィール欄にリンクが貼られるわけですね。
このリンクにはSEO対策つまり検索順位を上げる効果が期待できるのです。

例えば、もしあなたが税理士・公認会計士だとして

『浜松市 会計事務所』
『浜松市 税務相談』

と言ったフレーズなどで検索された時、あなたのホームページが上位表示されたら、たくさん集客できそうですよね?
とは言え、そこは他の同業者も同じこと考えています。なのでそう簡単に1番や2番になれる訳ではありません。最初の1ページに表示される10位以内に入るのだってライバルが多い業界では簡単ではありません。

なので各自色々対策をします。それがSEO対策(検索順位対策)です。
浜スペに登録しリンクを貼られることで、SEO対策の一つとして効果が期待できるのです。
まぁそれだけで順位が劇的にあがる程、ではありませんが。。。

外部リンクは今でも効果があるのか?

ここから少しマニアックな話です。興味のない方は読み飛ばしていただいて構いません。

もしあなたがSEO対策に興味がある、或いは以前から取り組んで来たことがあればこう思うかも知れません。
『いやいや、外部リンクは効果ないって聞いたけど?ペナルティーで順位下がらないの?』
・・・大丈夫です。浜スペのリンクは少なくともペナルティーにはならないでしょうし、少なからずの効果があると考えます。

SEO対策は大きくわけて
※内部対策・・・ホームページの内容を充実させるための施策
※外部対策・・・他のホームページからリンクを貼ってもらう施策
の2つがあります。

各ウェブサイトの内容をグーグル(ヤフーはグーグルの検索機能をそのまま利用しているので検索結果は同じです)が評価し、評価の高い順に表示させる順位を決めています。
その評価の仕方は非公開ですのでグーグル以外は誰も知りません。が、評価指標は200個近くあると言われています。

現在のグーグルは評価のウェイトを
【内部対策】>【外部対策】
にしていると言われています。

数年前までは
【内部対策】<【外部対策】
でした。

なぜ評価の仕方が変わったのか?答えは外部対策はインチキができるからです。
外部からリンクを貼ると言うことは、リンク先のページが見るべき価値があるから。なのでリンクの数が多いウェブサイトは良いサイトである。
これが論拠でした。
ところが、それを悪用してリンクをお金で売買する業者が出回ったのです。
ユーザーにとってなんの価値もないサイトがお金のチカラで検索上位になってしまう事態になってしまいました。

ユーザーに価値ある情報を提供するのが役割のグーグルとしては、これは見逃せません。
そこで評価基準を大幅に変更しました。

評価基準の根底はウェブサイト自体の内容を評価する
外部リンクの評価はウェイトを下げる。さらに意味のないリンクを沢山貼っているウェブサイトはインチキである可能性があるので順位そのものを下げる。

こんな感じです。
今もその流れと言って差し障りないでしょう。

つまり、良い外部リンクは以前ほどではないにしろ、今でも効果があります。
ただ【良いリンク】【悪いリンク】の定義はナニか?一般の人では判断しにくくなっているのも事実。それが『外部リンクは効果がないし、ペナルティーの対象になる』と思われがちな所以なのでしょう。

話が長くなりました。ざっくりまとめましょう。
浜スペのリンクは結論から言うと【良いリンク】です。間違いありません。
なぜなら公共機関が運営しているサイトからのリンクは、人間による厳しい審査を経てのものであると見なされています(実際その通りでしょう)。なので評価に値するのです。

更にソースを見るとリンク属性にがついていません。これも良いです。
あまりに技術的な話なので理由は割愛しますが。

と言うことで・・・長々と検索エンジン視点で述べて来ましたが、なにより並み居る専門家の方々と同列させていただけること自体が自身のブランディングになる、と言うのが最大のメリットであるのは言うまでもないでしょう。