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概要

浜松市で行政書士事務所を運営されている「花橋こずえ行政書士」さまの集客用ホームページ制作をお手伝いさせていただきました。

代表の花橋先生は、遺言状の作成や相続手続きにくわえ、一般的にはあまり認知されていない家族信託についての造詣が深く、高い専門知識をもっていらっしゃいます。
そうした強みを見込客にわかりやすく伝え、相続に関するご相談やセミナーへの参加などにつながるような工夫を盛り込みました。

ホームページ制作に関する予算については静岡県の補助金「小規模企業経営力向上補助金」を活用することをご提案させていただきました。花橋先生のご同意を得て、補助金の申請に必要な事業計画の作成から携わらせていただきました。結果、無事に採択され、費用のご負担をぐっと抑えることができました。

制作までの経緯

花橋先生のご要望は「家族信託を軸とした相続サービスを認知させて集客したい」とのことでした。
わたしたちは当初、家族信託についての知識がまったくない状態でした。
そこでまずはリサーチから開始。

• 信託とは？
• 信託のメリットとそれを享受できる人物像とは？
• 信託を活用する際のポイントは？
• 信託を活用する上で注意すべき点は？

これらの知識を花橋先生にひとつひとつ丁寧に解説いただきました。加えて、信託は日本においてはまだあまり認知がされておらず、活用したいと考える人に対してサポートを提供できる専門家も少ないことを教えていただきました。

制作時にこだわった点

当社が受注するにあたってこだわった点は「補助金に採択される事業計画書を作成すること・一般の方に相続に加え、信託についてわかりやすくメリットを理解しやすいホームページを作ること」の２点でした。

補助金に採択される事業計画書を作成すること

補助金を活用するには事前に事業計画書を作成し、申請書にとりまとめて提出し、審査に合格しなくてはなりません。事業計画は現状の経営課題を洗い出し、補助金を活用した取組みをおこなうことによって解決できる･･･という流れで作成するのが一般的ですが、花橋先生は今回新たに事業を立ち上げるフェーズでしたので工夫が必要でした。

そこで、一般的にはまだ知られていない「家族信託を積極的に取り入れたサービスを提供できる」という新しさを強みとして押し出すことにしました。その上で、成約できた際の報酬額から売上見込みを算出し事業計画に落とし込むことにしました。

結果は前述のとおり、無事に採択をいただくことができ、ほっとしました。

メリットを理解しやすいホームページを作ること

このホームページを通じて問い合わせを獲得できるお客さまは、以下の４パターンあると想定しました。

• 将来に備えて遺言状を残しておきたい人
• 今すぐ相続手続きをおこなう必要がある人
• 親の認知機能が衰える前に相続について準備をしておきたい人
• 障害を持つお子さんを持つ親

そこで、コンテンツづくりの方向性として、これら４つのターゲットに対して課題感をもっていただいたり、花橋先生の強みをご理解いただけるよう、ケースごとの解決方法を数多く掲載していけるようにしました。コンテンツを数多く積み上げることで、検索順位をあげる効果を狙っています。