
SEOに強いホームページとは、狙う言葉とページが対応し、サイトの構造が整理され、表示が速く、スマートフォンで読みやすい作りのホームページです。これらは公開してから直すより、制作の段階で決めるほうが費用も手間も小さく済みます。制作会社を選ぶ段階から、SEOの作りを確かめてください。
SEOの土台は、公開前の制作段階で決まります
SEOに強いホームページは、公開後のブログ記事の数よりも前に、作り方で差がつきます。ページの構成、URL、見出しの階層、表示速度は、あとから変えると、ほぼ作り直しになるからです。
SEOは、検索結果で自社のページを見つけてもらうための取り組みです。Googleは、検索の利用者に役立つ、分かりやすいページを評価するという方針を、公式の「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」で示しています。このガイドが求めている、題名の付け方、URLの分かりやすさ、見出し、画像の説明といった基本は、制作の段階で整えるものです。
制作の段階で決める項目は、次の6つです。
| 項目 | 決めること |
|---|---|
| 狙う言葉とページの対応 | 1つのページで1つの検索の目的に答える |
| サイトの構造 | 階層、URL、内部リンクの張り方 |
| 表示速度 | 画像の大きさ、読み込みの仕組み |
| スマートフォン対応 | 見やすさ、押しやすさ |
| 構造化データ | 検索やAIに内容を伝える記述 |
| 記事を増やす仕組み | 公開後に追加できる作りか |
1. 狙う言葉とページを対応させる

SEOの出発点は、お客様が検索で打ち込む言葉を調べ、その言葉に答えるページを1つずつ作ることです。ページは、1つの検索の目的に1つで作ります。
たとえば、「ホームページ制作 料金」と検索する人は、費用の目安を知りたい状態です。この人には、料金のページを見せます。「ホームページ制作 会社 選び方」と検索する人は、比べ方を知りたい状態で、別のページが必要です。同じページに両方の答えを詰め込むと、どちらの検索にも中途半端に答える結果になります。
制作の最初に、次の手順で言葉とページを対応させます。
- 事業に関係する検索の言葉を、できるだけ多く集める
- 言葉を、探している目的別に仲間分けする(知りたい、比べたい、頼みたい)
- 目的ごとに、ページか記事を割り当てる
- 割り当てた言葉を、題名、見出し、本文の最初の一文に入れる
この作業を飛ばして作ると、どの言葉でも見つけてもらえないホームページになります。
2. サイトの構造を整える
サイトの構造は、検索エンジンにもお客様にも、分かりやすい階層にします。
- ページの階層は、トップから2〜3回押せば、すべてのページに行ける深さにする
- URLは、ページの内容が分かる英数字の短い名前にする
- 関連するページ同士を、文章の中のリンクで結ぶ
- メニューは、お客様の探し方に合わせて並べる
- 現在地が分かるように、パンくずリスト(トップから今のページまでの道すじ)を付ける
サービスのページから、関連する事例のページや記事へ、文章の中でリンクを張ると、お客様は次に知りたいことへ迷わず進めます。検索エンジンも、ページ同士の関係を読み取りやすくなります。
3. 表示速度を確保する
表示が遅いホームページは、検索の評価にも、離脱にも不利です。Googleは、ページの読み込みの速さや操作の反応のよさを測る「Core Web Vitals」という指標を示しています。
制作の段階でできる対策は、次のとおりです。
- 画像を、表示する大きさに合わせて縮小し、軽い形式で書き出す
- 使わないプラグインや部品を入れない
- 文字の読み込みを軽くする
- 見えていない部分の画像は、あとから読み込む設定にする
公開前には、Googleの無料の道具「PageSpeed Insights」で、スマートフォンの結果を確認してください。

4. スマートフォンでの見やすさを優先する
Googleは、スマートフォンで表示されるページの内容を基準にして、検索の評価を行う方針を取っています(Google検索セントラルのモバイル ファースト インデックスの案内より)。パソコンで美しく見えても、スマートフォンで読みにくいホームページは、評価で不利になります。
確認するのは、次の点です。
- 文字が拡大しなくても読める大きさか
- ボタンが指で押しやすい間隔と大きさか
- 表や画像が、画面の幅からはみ出していないか
- 電話番号を押すと、そのまま発信できるか
制作の確認は、パソコンの画面ではなく、実際のスマートフォンで行います。
5. 構造化データを入れる
構造化データは、ページの内容が何であるかを、検索エンジンやAIに分かる形で書き添える記述です。会社の名前、住所、電話番号、料金、よくある質問、記事の著者などを、決まった書式で記述します。
構造化データを入れると、検索結果の表示が分かりやすくなる場合があります。また、ChatGPTやGeminiのような対話型のAIが、ホームページの内容を正確に読み取りやすくなります。会社の事実がホームページ全体で一致し、構造化されていることは、AIの答えに名前が出るための条件になります。
後から入れることもできますが、ページごとに記述を書くため、制作の段階で組み込んだほうが手間が小さくなります。
6. 記事を増やせる作りにする
SEOの成果は、公開後に、お客様の質問に答える記事を積み上げて育ちます。そのため、記事を追加しやすい作りにしておく必要があります。
- 記事の一覧ページと、カテゴリの分類がある
- 記事ごとに、題名、説明文、アイキャッチ画像を設定できる
- 公開日を予約して、毎週1本のように、決まった間隔で公開できる
予約公開ができると、まとめて書いておいて、毎週少しずつ公開できるため、更新が続けやすくなります。
制作の段階で起きやすい、SEOの落とし穴
公開前の「検索に載せない」設定が残る
制作中のホームページは、検索に表示されないように設定されています。公開するとき、この設定を外し忘れると、いつまでも検索に出ません。公開当日に、設定が外れていることを確認してください。
古いアドレスから新しいアドレスへの転送を忘れる
ホームページを作り直すとき、古いページのアドレスから新しいアドレスへの転送を設定しないと、これまでの評価が引き継がれません。リニューアルでは、必ず転送の一覧を作ります。
画像に文字を埋め込んでしまう
見出しや本文を画像にすると、検索エンジンが文字として読み取れません。文字は、テキストとして入力します。
全ページで同じ題名になっている
題名が全ページで同じだと、検索結果で区別がつきません。ページごとに、内容が分かる題名と説明文を設定します。
制作会社に確かめる、5つの質問
SEOに強い作りで頼むときは、次を質問してください。
- 狙う言葉とページの対応を、制作の最初に決めるか
- 構造化データは標準で入るか
- 表示速度の確認は、スマートフォンで行うか
- 記事の予約公開に対応しているか
- リニューアルの場合、古いアドレスからの転送を設定するか
有限会社メルシーの制作とSEO
有限会社メルシーが作るホームページは、WordPressへのコーディングをAIが担当し、SEO・GEO・LLMOに強い構造化を標準で組み込むように設計されています。人は、事業の強みの洗い出しと魅せ方を決める戦略設計と、デザインの制作に集中します。ホームページの原稿は、結論を先に言う文章と、整理されたよくある質問を、作り方に組み込んでいます。
よくある質問
ページを公開してから、検索の評価が積み上がるまでには、数か月かかることが一般的です。制作の段階で土台を整えておくと、その期間の伸びが安定します。
重なる部分が多くあります。どちらも、分かりやすい構造と、整理された事実が土台です。AI検索対策は、そこに、対話型のAIが読み取りやすい書き方を加えたものです。
直せます。ただし、URLや階層の変更が必要な場合は、作り直しに近い作業になります。現状を診断して、直す範囲を決めます。
検索の順位を確実に保証できる会社はありません。Googleも、順位を保証すると持ちかける業者には注意するよう呼びかけています。何をするのかを説明できる会社を選んでください。
お客様が検索する質問の数だけ、必要になります。まず主力のサービスに関する質問から始め、毎週1本のように続けるのが現実的です。
AI検索への対応も、同じ段階で整えられます
SEOの土台を整える作業は、対話型のAIに読まれやすいホームページを作る作業とつながっています。制作の段階で、検索とAIの両方に備える作りを選ぶ方法は、AI検索対策のページで、くわしくご案内しています。











